先輩に学ぶ会

 今日は、中央小学校にとって記念となる日となりました。今年は、中央小学校が幸田町で一番新しい小学校として開校して37年目を迎えます。その中央小学校の第1回卒業生の先輩にお話を聞く機会をもつことができました。中央小学校が37年という年月を積み重ね、多くの卒業生を輩出し、地域のなかに根付いてきたからこそ、このような機会をもつことができたのだと感じ、感慨深いものがありました。
 お話していただいたのは、岩堀区出身で、現在フランス在住のオペラ歌手で、日本・フランスの数々のコンクールで優勝し、活躍してみえる方でした。お話のなかで、“大切なことは、ずっとずっと続けていくこと”、“音楽とは「言葉以上に心を伝えるもの」、「音楽で優しく、温かいものを伝えていきたい」という思いを幸田町で教えてもらいました。”、“好きなことを見つけるためには、今やっていること(学校の勉強など)をがんばってやっていくことで、好きなことは必ずやってくる(見えてくる)”といったことを伝えてくださいました。そして、合唱の指導もしてくださり、全校で取り組んでいる曲“みんなだいすき”を解説をしながら、わかりやすく教えてくださいました。子どもたちは、のびのびと楽しんで歌うことを教わり、とてもうれしそうでした。最後に代表児童が、「私も1つのことに打ち込んで、がんばっていきたいです。」とお礼の言葉を述べ、全校でありがとうの気持ちを伝えました。
 全体会の後、5・6年生のなかで質問をしたい子どもが校長室を訪れると、一人一人にていねいに答えてくださりました。最後には、オペラで歌うの曲の一部を聴かせてくださり、子どもたちは当時はなかった中央小学校の校歌を歌ってお返しをしました。
 なお、今日の会には、初代校長先生をはじめ、当時の担任の先生方、同窓会の会長・副会長さんも来校してくださり、会に華を添えてくださいました。ありがとうございました。