読み聞かせ Pコミ研修視察

 今日は、読み聞かせの日で多くのボランティアの方が学校に来て、読み聞かせを行ってくださいました。紙芝居あり、大型本ありで、毎回趣向を凝らした読み聞かせをしてくださっています。

 毎年恒例のPコミ合同視察研修は、今年、浜松市のトリイソースと袋井市ハウス食品の工場見学に出かけました。昨年度に引き続き遠州方面となりましたが、この地方は西三河に劣らない産業集積地となっており、見どころ満載です。今回は特に食品加工に焦点を当てて目的地を選定しました。
 大正13年創業のトリイソースは小さな町工場ですが、魂がこもっていました。ソースの原料の野菜切りから煮込み、熟成、瓶詰にいたるまですべて手作業で行っていました。我々の見学に対しても製造に携わる人が分担して説明をしてくださいました。(その間製造がストップするわけですが・・・)時間をかけて作り上げることでまろやかさが醸し出されるということで、そこにはソースづくりにかける信念が感じられました。
 さて、午後の見学地であるハウス静岡工場は、対照的にサッカーコート18面に相当する広大な敷地のなかにある近代的な工場でした。温めるだけで手軽に食べることができるレトルトカレーが出来上がるまでの過程をガラス越しに見学しました。(ちなみにレトルトカレーは温めなくても食べられるので防災用にも適しています。) この工場での驚きは、無人の電気自走車による製品の運搬など最新の設備と技術による安心・安全な食品づくりへのこだわりでした。
 今回は食品加工への工夫と努力の現場をまのあたりにし、認識を新たにしました。今夜はカレーが食べたくなりました。(筆者の独り言)