4年:菱池保育園児との交流 5年:社会科(地産地消の学習) 6年:避難所宿泊体験活動(1日目)

4年生は、菱池保育園の年長さんと3回目の交流会を行いました。今までは小学校に来てもらっていたので、今度は菱池保育園での交流です。前回の交流会では、年長さんと話をする時間が少なかったことが反省に出ていたため、今回は、かかわり合う時間を増やすことにしました。保育園にある遊具や砂場で遊んだり、ドッチボールやかくれんぼ、花一もんめをしたりしました。フラフープや一輪車は、年長さんの方が上手な子もいて驚いている人もいました。保育園の子に名前を覚えてもらった人もいて、だんだん心の距離も近づいてきたように思います。

 5年生の社会科で幸田の特産物である「とげなし美茄子」についての学習を進めています。これまでの学習の中で、農家の方やさまざまな人の努力や協力があってとげなし美茄子が生産されていることがわかりました。役場の産業振興課の方から、幸田の特産物を幸田町の人たちにもっと知ってほしいという願いから、幸田の特産物を身近に感じることができるような取り組みをしていることを教えていただきました。子どもたちは、初めて聞く「地産地消」という言葉から地元で生産したものを地元で消費することや、幸田の特産物を広めるさまざまな取り組みに関心をもつことができました。

  6年生が、ふるさと学習の一環として、一晩体育館に泊まる“避難所宿泊体験活動”を行っています。学習を進めるなかで、子どもたちから避難所で過ごすことの大変さをぜひ体験してみたいという思いが芽生え、町の防災安全課や消防署のご協力のお陰で、実現しました。この体験活動を通して、災害が起こった時に出てくるさまざまな問題について知ったり、それらの問題をみんなで考えたりすることによって、災害に対して自分たちにできることはないかと考え、活動する力を身につけることができると考えています。
  自分たちが事前に調べたことをお互いに発表し合ったり、町の防災安全課の方や消防署の方から、地震についての話を聞いたり、AEDを使用した心肺蘇生についても学びました。夕食は被災時に食べることになるアルファ米と水のみで済ませました。そして、学校に設置されている防災備蓄倉庫の中にある物を設置してみたりもしました。また、横落・岩堀の両区長さんも活動の様子を見に来てくださいました。
  この貴重な体験が、子どもたちのふるさと学習での追究活動につながったり、今後の自分自身の生き方を考えることにつながっていくことを願っています。