2時間目に第2回学校保健委員会が開催され、「睡眠の質をパワーアップする方法 〜脳と体が眠る条件〜」という演題で、名古屋学芸大学教授森先生からお話をお聞きしました。
まず初めに保健委員会の児童が、4〜6年生からとった睡眠についてのアンケートの集計結果の発表がありました。続いて、講師の先生から次のような内容のお話がありました。
・シャワーではなく、バスタブに入る習慣にしたい。シャワーでは表面のみの掃除にしかならない。風呂に入ることで、表面だけでなく身体の中も掃除をすることになる。そして、すっきりとした状態で睡眠をとることができる。
・睡眠では、寝始めの最初の90分間が重要になる。その日一日で得た情報(知識)を整理整頓して残していく。つまり、将来にもつながっていく。
・小学生のうちは、勉強や運動よりも寝ることが何よりも大切である。一番の基本は、睡眠である。
・寝る時間を決めることは大事だが、起きる時間を決めることがさらに重要である。そこから逆算して、十分な睡眠時間をとるために寝る時間が決まってくる。
・起きる時間がばらばらだと、脳がリズムを狂わせてしまう。
・人間にしかない脳の部分と、人間と動物ともにある脳の部分がある。ゲームをすることで、やりたいこと(欲)だけしかやらない脳の部分が拡大していく。
・ゲームは、人間にしかない脳の部分の成長を抑え、動物にしかない脳の部分を伸ばす力をもっている。子どもからゲーム(機械)を切り離す必要がある。本を読んだり、友達と遊んだり、運動をしたりすることが大切である。
・脳は、睡眠をとることで育てられる。
子どもたちも、森先生の具体的で分かりやすいお話に引き込まれ、しっかりと聞いていました。ぜひ、家庭でも話題にして、大切な睡眠を十分にとるように心がけてください。
幸田町文化振興会の主催で音楽宅配事業があり、2年生がピアノとヴァイオリンの演奏を聴きました。ヴァイオリンを間近で見たり、演奏を聴いたりするのは初めての子が多く、音楽に聴き入っていました。また、楽器や演奏曲にかんするクイズに答えたり、音楽に合わせて自己紹介を聴いたりし、音楽に親しむことができました。「指でヴァイオリンの音が鳴るなんてはじめて知ったよ」「ピアノとヴァイオリンの音がとてもきれいだったよ」と、新しい世界が広がったあっという間の45分間でした。
5時間目には、1〜3年生が体育館に集まり、卒業式の歌の練習を行いました。いよいよ卒業式に向けての動きがスタートしました。