4年:消防署見学

 4年生は、社会科「火事からくらしを守る」の学習のまとめとして、消防署の見学に出かけました。消防署内では、119番でつながる通信指令室をまず見学しました。液晶画面に天気や幸田町全体の様子が映し出されているのを実際に確認して、常に見守ってもらっていることを実感することができました。24時間勤務の消防士は、夕食は自分たちで作って食べるということに子どもたちは驚いていました。作るメニューはカレーが人気なのだそうです。
 消防車を見学しているときです。出動のサイレンが鳴りました。優しく説明をしてくださっていた消防士の表情が、緊迫したものに変わりました。素早く着替えて出動していきました。その後も出動した消防士たちがどのような働きをしていたのか折々に経過を説明してくださったので、仕事の流れがよく理解できました。
全員が放水を体験し、消防服を試着しました。消防士さんたちが着替えの速さを競争してくださったり一緒に写真をとってくださったりと、親しみやすい雰囲気の中でとても楽しく体験がすることができました。「将来消防士になりたい人」という質問に、たくさんの子どもたちが挙手しました。
 最後ははしご車の体験です。教師が試乗しました。昭和60年にはしご車が登場してからこれまでに、はしご車が出動したのは2回だけなのだそうです。めったに伸びないはしごが、30メートルいっぱいまで伸びました。はしごの上の教師がとても小さく見えました。降りてきて、開口一番は「怖かった!」でした。たくさんのことを学んだ1日でした。