学芸会下見 戦争体験の話 3年:柿についての学習

今日は、2年生、4年生、6年生、和太鼓クラブが下見を行いました。本番の学芸会まで残り1週間となり、子どもたちからも、先生たちからも、必死さが伝わってきます。まずは来週火曜日の予行練習に向けて、今の段階としては順調に進んでいるようです。保護者の皆さん、地域のみなさん、楽しみにしていてください。

6年生は、学芸会で演じる“はだしのゲン”の時代背景を知った上で演じることができるようにと、学校ボランティアの方が戦時中のことを自分の実体験や聞き取りした資料を見せながら戦争当時の話をしてくださいました。幸田町の近くに爆弾が落ちたことや、機関銃を作る工場があったことを聞いて、身近なところに戦争の跡があったことを教えてもらいました。辛く、苦しい思いをしながらも強く生きてこられた話をうけて、“はだしのゲン”への気持ちを高める時間になりました。

3年1組の子どもたちが、社会科で“柿”について学習したときに、出荷できない柿は捨てられているということを聞きました。それを聞いた子どもたちは、「もったいない」という気持ちから、自分たちに何かできないかと考えました。その中の一つの方法として、渋抜きをしたり、お菓子に作り変えて食べたりすることを考えました。焼酎を使った渋抜き、切り干し柿、柿ジャムなどにしました。校長先生、教頭先生をはじめ、先生たちもおすそ分けをもらいました。とてもおいしくできていて、渋柿だったとはわからないくりでした。今後は、総合の学習につなげ、捨てられる渋柿を生かす方法をさらに考えていく予定です。子どもたちの学習の進展が、とても楽しみです。